ふちこまのインスタント家庭の医学 


その2 むくみ(浮腫)  主な診療科−内科・泌尿器科・循環器科・内分泌代謝科

むくみは、疲労や水分のとりすぎでおこる場合もありますが、なかなか治りにくい場合には、心臓や腎臓、
肝臓の障害が疑われるため、まず心電図、尿検査、血液一般検査、血液生化学検査、胸部X線検査などの
検査で、疾患部位をふるい分けます。

主な症状 行われる検査 疑われるおもな病気
足首からすね、背などへ
むくんでいく
心臓性浮腫 胸部X線検査・心電図検査 うっ血性心不全
顔とくにまぶたがむくむ 腎性浮腫 尿検査(BUN、クレアチニン、尿潜血、尿蛋白) 急性腎炎
まぶたから足、全身へと
むくんでいく
血液生化学検査
(血清総蛋白、Che、A/G比など)
ネフローゼ
全身がむくみ、腹水が
たまる
肝性浮腫 血液生化学検査(肝機能検査) 肝硬変
全身や足に押しても
へこまないむくみ
内分泌性浮腫 血中ホルモン検査
(T・T・TSH)
甲状腺機能低下症
すねや全身にむくみが
できる
栄養性浮腫 血液生化学検査(血清総蛋白、A/G比など) 低たん白血症
すねや足首がむくむ 突発性浮腫 各種検査 正常
その他のむくみ アレルギー性浮腫
リンパ性浮腫
各種検査 アレルギー性疾患

また、中年女性が長時間立ちっぱなしのときにもむくみが現れますが、あまり心配はない様です。
             

参考文献
安藤 幸夫著 ●ホーム・メディカ 安心ガイド●病院の検査がわかる 検査の手引き 改定三版   小学館