U輔子育て日記(ADHDの子供と共に) その10

成長に伴わないしつけは、おしつけである。
私はこの頃なんとなく理解できてきた。

しかし順調に子育てしている人達って欲張りだなーってつくづく思った。
U輔と同じ位の子供達は、色々な事が出来る。
すべり台を逆さ登りしたり、ジャングルジムのてっぺんでニコニコ手を振ったり
砂場でも多彩な遊びをする。おままごとも始まる。
言葉だって、3語分を使い分け、“ て・に・を・は ” も入る。

相変わらずU輔は、お気に入りのおもちゃを抱えたまま公園内をぐるぐる
回るだけ。ぷちたまは、他の子をぼーっと見る。
お母さん達の声も耳に入ってくる。
「うちの子は、まだ文字に興味を示さない」
「タンバリンを打たせても、リズムがちょっとねー」
「(某テレビ番組の)体操、同じ所でつまずくのよぉ」

幼稚園の情報にも神経を尖らす。上の子が幼稚園に入っているお母さんの周りには
自然と人が集まってくる。

U輔が他の子のおもちゃに手を出そうとすると、すかさず頭の良さそうな子が来て
「ちゃんと見ろよ!名前が書いてあるだろ!貸してねぐらい言え!」
ぷちたまは(間に合わなかった)ひっくり返ってキーキー泣きわめくU輔を抱えて
その場を離れ、時には諦めて引きずる様に帰る・・・・・・。
だけど、ずるい! それを言った子は、この間U輔のおもちゃを有無を言わさず取り上げて
返してくれなかった子だ。

結局、この年代って、まだまだ自己中のわがままざかりなんだよなー。

お母さん達、勉強だの言う前に、その辺のしつけちゃんとやってよ。
この子達は、こんなにも言葉を理解する事が出来るんだから・・・・・・・・・・・・・。

2才8カ月になった。P誌の記事でかねてから気になっていたN区の言葉の相談室に
電話をしてみる事にした。

                                    No11につづく

()