広東住血線虫 Angiostrongylus cantonensis
でんでんむしにご用心
| 病害性 | 幼虫:ヒトが感染幼虫を持った中間宿主を摂取すると、15〜16日の潜伏期間の後、好酸球性 髄膜脳炎の症状を現す。主な症状は激しい頭痛、頚脊部硬直、悪心、嘔吐などが主である。 |
| ライフサイクル | ネズミの肺動脈で産出された虫卵は第1期幼虫となりネズミの糞便とともに外界へデビュ−。 この第1期幼虫がナメクジやカタツムリに取り込まれ第3期幼虫となる。ネズミが感染幼虫を 持ったナメクジやカタツムリを食べると小腸で遊離し、循環系に入り成長しながら心・肺動脈に 定着し再び産卵を繰り返す。 |
| 体長 | 成虫:♂20〜25×0.3mm ♀22〜34×0.4mm |
| 住まい | ネズミの心・肺動脈 |
| 感染経路 | 感染幼虫を持ったナメクジやカタツムリを介して手指から、経口的にヒトに侵入する。 |
| 弱点 | 調査中 |
| コメント | ・食器棚の中にネズミの糞が入って汚染されない様にしよう。 ・カタツムリを触ったら、必ず手を洗う習慣をつけよう。特にお子さんに言って聞かせよう。 最近ぼつぼつと増えて来ている有望株(?)なので、ご注意を。 |
勇気のある方は、下にある画像もご覧下さい。
参考文献
●藤田 紘−朗 監修 「パラサイト・ワ−ルドへようこそ」 潟oイエル・メディカル
●臨床検査シリ−ズ 寄生虫鑑別アトラス 佐伯英治・升 秀夫・早川典之 メディカルサイエンス社
●